金相場は最近高騰を続けています。
多少の振れはありますが高値追いが続き、ついに1トロイオンス$700に手が届くところまで来ました。
ずっと、数年来の新値を再三更新していましたが、その勢いは全く留まることを知らないようです。
現在、日本の金現物市場では、過去に安く買った金を売って現金にして利益確保に走る動きが大きくなっているとか!少しもったいない気がするのは私だけでしょうか?
さて、何故、投機資金が金市場に流れ込んでいるのでしょうか?そして株価への影響はどうでしょう・・・。
歴史的に金が買われる時には、様々な局面があります。例えば;
(1)戦争による世界の政情不安による通貨から金へのシフト
(2)金に対する急激な需要の増大
(3)インフレヘッジのための金買い
などです。
最近の金買いは(1)ではなく、(2)の新興国の「金に対する急激な需要の増大」が原因で、供給不足気味の金への資金流入という側面が見られるように思われます。
プラスして、(3)将来に対する「インフレヘッジのための金買い」の側面もあります。
投資家の皆さんが最近の金相場で注意を払うべきことは、需給と長期金利の動向そして物価水準です。
双方とも上昇基調ですと当然インフレ懸念が台頭します。
これは中国人民元の変動制移行等とも深い関係があります。
ただ資本主義経済である以上、クリーピング・インフレーション(いわゆる緩やかなインフレ傾向)は、今まで日本経済が直面してきたデフレーションに比べれば遥かに健全です。
株式投資への対応ですが、金の高騰とインフレは現実的に貨幣価値が下がる現象です。
世間が認める価値を有するという物を持っていることが有利となります。
ズバリ「株は買い」そう思いませんか。
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